2017年12月6日 「1年間を振り返って」 大木優(3年)川口裕也(3年)福本隆(3年)河合瑞希(3年)菊池錬(3年)
 Sリーグ昇格戦にて越ヶ谷高校に勝利を収め、今年度のサッカー部の活動の区切りを迎えました。1年間を通して、たくさんの応援をしていただきました。本当にありがとうございました。

 延長戦の末、惜しくも敗れてしまった選手権からひと月後の試合となったSリーグ昇格戦でしたが、12月まで活動をするということの難しさをとても感じました。昇格戦のためにテスト期間中も練習を行うということで、チームの中で勉強を優先する者とサッカーを優先する者が出てしまい、最後の試合ではありますがチームがまとまるということができずにいました。そんな中でも3年生で話し合い、最善の方法を考え昇格戦に向けて練習を行って来ました。テスト後から昇格戦にかけては3年生中心にチームでまとまって練習を行い、昇格戦を迎え、勝利を収めることができました。

 今年度の活動は、新チームが発足した際に掲げた目標を全て達成することができ、最高の終わりを迎えることができたと思います。この1年間を振り返ると、まず横山杯では多くのレベルの高いチームと戦うことで自分たちの戦い方を見出し、新人戦では試合に出られない者がいる中でチーム全員で補い合って戦い、関東予選では長年目標としていた県ベスト8に入ることが出来ました。インターハイ、アンダーアーマー杯では浦和東高校と戦い、自分たちとの差を感じることができ、選手権では武南高校をあと一歩のところまで追い詰めることができました。

 今年度、多くの良い結果を残すことができた要因として感じたことは、チームにまとまりがあったことにあると思います。これは部員同士の仲が良いということもありますが、何よりもチームをまとめるために厳しい言葉をかけたり、練習の雰囲気を良くしたりするために積極的に動いてくれた人が多くいたことにあると感じました。どうしてもうまく行かず、練習に全力で向かうことができない時期が人それぞれある中で、チームの雰囲気をまとめ、良いものにしてくれる人が多くいたことで常にチームが向上していったのだと思います。

 3年生はここで引退となりますが、来年度からはS2リーグ所属となります。Sリーグで勝つためには一人一人が普段の練習から高い意識を持ち、チームとしても個人としてもレベルアップすることが必要だと思います。また、どの大会も県大会からの出場となるため最初から難しい試合が待っていると思われますが、今の1.2年生は全員がU16の県リーグで戦って来たと思います。その経験を活かし、チーム全員で戦ってほしいと思います。来年度のさらなる活躍を期待しています。今後も慶應志木サッカー部の応援をよろしくお願いします。
 
2017年12月6日 「慶應志木AチームU18西部支部1部リーグを終えて」 大木優(3年)

 今年度、慶應志木Aチームは西部支部1部リーグを1013敗で第2位になり、12月2日に西武台高校グランドで行われたSリーグ昇格戦で越ヶ谷高校に20で勝利を収め、Sリーグ昇格という形で終わりを迎えました。1年間、たくさんの応援ありがとうございました。

 今年度のリーグ戦ではSリーグ昇格を目標に戦って来ました。前期のリーグ戦では、チームがうまくまとまれず、引き分けや負けが多くなる時期がありました。しかし、日々の練習や公式戦の経験を経て、後期のリーグ戦では全勝することができ第2位という結果を残すことができました。

 1年間を通して、ターニングポイントとなった試合は、埼玉平成高校との第2戦だと思います。この試合で3年生がチームの中心となり引っ張っていくことや、3年生の意識の変化をプレーに出すことができたと思います。この試合での勝利は、その後のチームにおいてとても重要な一戦になったと感じています。

 来年度はS2リーグでの戦いになります。支部リーグでは相手に守備を固められるなど、上の立場での試合が多かったですが、Sリーグではどのチームも強く、とても難しいシーズンになると思います。1.2年生には、Sリーグでレベルの高い試合を経験し、公式戦でその経験を生かしてほしいと思います。これからも引き続き慶應志木サッカー部の応援をよろしくお願いします。
 
2017年11月10日 「選手権決勝トーナメントを振り返って」 川口裕也(3年)
 選手権決勝トーナメント三回戦、武南高校に延長の末、23で敗れ私たちの選手権はベスト16で幕を閉じました。思えば昨年、花咲徳栄に敗れてからもう1年が経ちます。その時から私たちは常にこの選手権を意識してプレーしてきました。

最初にチームを立ち上げるとき、私たちは県ベスト8を必ず超えるという目標を立てました。そして春の関東予選では、その目標を達成することができ、この選手権予選には県ベスト4を目標として臨みました。

そして、12回戦は、慶應志木が一番得意とするセットプレーからの得点を重ね、勝ち上がることができました。「自分たちらしさ」というものを発揮した上で勝利できたことは、一つの大会のなかでも大きな成長と自信につながりました。そして迎えた3回戦の武南戦。これで、S1のチームとは4回目の対戦となりました。春に正智深谷と対戦してから自分たちはどのくらい成長したのでしょうか。結果を見れば23で負けてしまいましたが、前半の02から延長戦までもつれるゲームを展開できたのは、間違いなく関東予選、インターハイを経て成長した技術やメンタルや、チーム全体の意識を含めた連携を発揮できたからこそだと感じました。それでも、延長戦終了間際の失点では、自分たちとS1のチームとの間に決定的な差があるということを痛感しました。

自分たちに何が足りなかったのか、残された少ない時間で一つひとつ修正し、また一段と成長して、12月の県リーグ参入戦で勝利し、来年へのステップアップに繋げて行きます。

最後に、今回の選手権の結果は、応援してくださった方々、サポートしてくださった監督、コーチなしでは達成できなかったことです。本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

 
2017年10月19日 「慶應志木Bチーム U18西部支部3部リーグを終えて」 福本隆(Bチームキャプテン)

 今年、慶應志木Bチームは埼玉県西部支部3部リーグを戦ってきました。たくさんの応援ありがとうございました。731分けで3位という結果に終わりました。昨年西部支部2部リーグから降格してしまい、1年での昇格を目標に活動していましたが、それを達成することができず、悔しい思いが残ります。リーグ前半戦は自分たちのミスから招いた失点やサイドからの攻撃がうまくいかずカウンターを受ける場面が多く、同等の力のチームに負けることや引き分けてしまうことがありました。しかし、リーグ最後の5試合を5連勝することができ、後半戦ではチームの成長を示せたと思います。

今年のBチームはトップチームに入れなかった2・3年が主力として1年間を戦い続けました。連携面においては試合を重ねるごとに良くなっていきました。特に夏合宿では大きく成長することができたと思います。合宿2日目の選手ミーティングではボールの奪い方、DFのチャレンジ&カバーの徹底、サイドからの攻撃など選手11人の役割を確認し、チームとしての攻撃・守備の方向性がはっきりとしました。また、夏合宿を通してサッカーに向き合う姿勢を11人が改め、チームとして強くなることができました。そのような姿勢は日々の紅白戦後のミーティングや試合中に互いに要求をはっきり言うことでより一層確固たるものになっていきました。

今年は新たな試みとして、部員全員がBチームの最後の試合を応援してくれました。熱い応援のお陰で普段以上の力を発揮することができましたし、チームの一体感を感じることができました。 

 今年2部リーグに昇格することはできませんでしたが、3年生のサッカーに取り組む姿勢を日々の練習から後輩に示すことができたと思います。それを見ていた後輩たちにはさらに努力することで、来年こそは2部昇格を達成してほしいです。最後に私たちBチームの活動をサポートしてくれた先生方、学生コーチ、保護者、選手全員に深く感謝しています。ありがとうございました。
 
2017年9月19日 「選手権1次予選を振り返って」 中村優希(3年)
 8月下旬、私たちにとって最後の大会になる選手権の1次予選が始まりました。1回戦はシードだったので2回戦と代表決定戦の2試合で、決勝トーナメントに出れるかが決まります。

 2回戦の相手は不動岡高校。前半に2点先制することができ、優位に試合を進めることができました。しかし、暑さのせいもあってか後半に失速してしまい、追加点を奪うことはできませんでした。

 代表決定戦の相手は本庄東高校。2回戦と同様の流れで2-0で勝利しました。相手ゴールに迫るシーンが何度かあっただけに、もう少し得点を重ねたかった試合だったと思います。この試合の結果、決勝トーナメントに進出できることが決まりました。

 今大会で戦う相手と自分たちに共通して言えるのは、両校とも負けたら終わりだということです。この2試合はそのことを知るためにも良い経験となり、決して気の緩みを見せてはいけないということを実感しました。初戦前のUAチャレンジカップでは強豪校のプレッシャーの速さなどを痛感し、県大会に向けていかに日頃の練習を高いレベルで行うかが、県大会で勝つ鍵となります。残り約1ヶ月、万全の準備をして決勝トーナメントに挑みたいと思います。

 最後に、この1次予選で応援してくださった方々に感謝申し上げます。今後とも応援よろしくお願いします。

 

2017年8月26日 「総体埼玉県予選を振り返って」 河合瑞希(3年)

 5月に行われた関東大会で、チームの目標である埼玉県ベスト8を達成することができました。そのため、インターハイ予選は1回戦がシードとなり、2回戦からの出場となりました。もう一度ベスト8以上を勝ち取るべく、関東大会で生じた課題を練習で克服し、2回戦を向かえました。

  相手は成徳深谷高校。S1リーグの強豪でありながら、私たちは臆さず積極的な立ち上がりでゲームをスタートできました。チームの強みであるセットプレーだけでなく、流れからも多く得点が取れ、4-1で勝利。間違いなくこれまでの中で、私たちのベストゲームとなりました。

  続く3回戦目は、同じくS1リーグ所属の浦和東高校でした。2年前、新人戦とインターハイ予選で浦和東に惜敗しました。また、勝てばベスト8となるため、絶対に負けられない一戦でした。しかし、結果は1-3で敗北。技術、メンタル、チームワーク。全てにおいて相手が一枚上手でした。

  今大会では、2回戦ともS1リーグのチームと戦いました。その中で、何が通用し、何が足りないのかを認識できた良い大会だったと思います。具体的に、セットプレーは大きな武器になると改めて感じました。このような経験ができたのは、監督やスタッフ、応援してくれたチームメートや保護者、OBの方々等のおかげです。選手達は感謝の気持ちを忘れずに、これから始まる選手権に向け頑張っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

  

2017年5月6日 「関東大会埼玉県予選を振り返って」 菊池錬(3年)

 初戦の越谷西戦では、チームのコンセプトとしてきたサイド攻撃から2点をとることができました。また、チームの武器であるロングスローからも点を決めることができ、チームの良さを存分に発揮できた試合でした。また、守備の面でも、キーパーとディフェンスを中心に声を掛け合いながら無失点でしのぐことができました。

 2回戦の武蔵越生戦では、2点をとり相手の猛攻を1点でしのぎきり勝利をすることができました。準々決勝の正智深谷戦では敗れたものの、チームの課題や各々のレベルアップするべき点をはっきり見つけることができました。

 今回の大会では、新人戦の時に比べて団結して試合に臨むことができました。危ない場面は全員で声をかけあい、お互いにミスをカバーしながら戦えました。また、チームの応援も相手より人数が少ないのにもかかわらず負けない声で支えてくれました。そして、チーム目標として掲げてきた埼玉県ベスト8を達成することができました。しかし、ここで満足せずさらなる高みを目指します。次の大会であるインターハイまでには、浮き彫りとなった課題を一つずつ修正し、強みをさらに伸ばしたいと思います。

 最後に今回の大会の応援をしてくださった方々に感謝をしたいと思います。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
 
2017年2月3日 「西部支部新人戦を振り返って」 大木優(2年)
 ここ3年の西部支部新人戦では、3位回、準優勝1回という成績を収めていたので、先輩たちを越える「優勝」を目指して日々の練習に取り組んできました

練習では、これまでの継続と今年のテーマを意識しつつ、チームとしての連携も高め、直前の合宿では、それらを実践し、良い結果を残すことができました。そのため、新人戦では厳しい戦いが続く中でも、どこかで勝てるだろうと甘く考えてしまった選手がいたと思います。大会中は簡単なミスが目立ち、失点に繋がりかけたり、得点を取れるところで取れなかったりと初戦の坂戸西高校との試合(4-1)では1失点をしてしまい、次の所沢北高校との試合(1-0)ではなかなかゴールを決めきれず、安定した試合がありませんでした。そんな中で、学級閉鎖や体調不良で試合に出場できない選手が出て、チームとしての総力が問われた狭山ヶ丘戦では気持ちの面でも相手に圧倒され、0-1で負けてしまい、優勝という目標は達成することができませんでした。その後の5位決定戦の東野高校との試合では、2-0で勝利し、4年連続で関東予選(県大会32チーム参加)の出場権を獲得することができました。

 先輩たちのおかげで、大きな目標を立てて大会に臨めたことはチームの成長を意味していると思います。しかし、大会を終えてみて、慶應志木サッカー部がさらに成長するために今年の代に必要なものが多くあることに気づきました。

これからは、昨年のチームが達成できなかった目標を引き継ぎ、一丸となって活動していきます。また、チームとしてだけではなく、個人の能力も伸ばして、4月の関東予選では県リーグ所属チームに勝ち、良い結果が残せるように頑張ります。また、4月から始まるU18リーグでは、県リーグ昇格を目指して戦います。今後とも慶應志木サッカー部の応援をよろしくお願いします。

 

2016年10月21日 「最後の1年を振り返って」 池永邦彦(マネージャー)

 選手権決勝トーナメント、花咲徳栄戦でPK戦の末敗れ、今年度のサッカー部の活動は区切りを迎えました。会場には本当に多くの方に応援に来ていただき、最後の挨拶の際、胸が熱くなりました。本当にご声援ありがとうございました。

 花咲徳栄戦では、前半途中、キャプテン水野のスーパーゴールで先制し、前半を1-0で折り返しました。しかし、後半、疲れも見えてきたところで、同点に追いつかれ、延長戦に入り、延長戦では、逆転をゆるし、会場の多くの人が決着がついたと思っていたその時、残りわずかで追いつき、PK戦へ。惜しくも敗れました。

 最後の1年間を振り返って見るといろんなことがありました。先輩たちに追いつけ追い越せということで、目標を県ベスト8にさだめ、始動しましたが、結果は自分たちが思うほど簡単については来ませんでした。新人戦では、西部地区準決勝でふじみ野にPKで敗れ、県大会の出場を目の前で逃し、関東予選、総体予選でも悔しい思いをしました。選手それぞれが練習から見つめ直し、選手権1次予選を突破し決勝トーナメントへ繋げました。

 この1年、身に染みて感じたことはチームの雰囲気の大切さでした。11人が取り組む姿勢、試合へ向かう気持ちも大事ですが、チームとしていかによい雰囲気で試合に臨めるかがいかに重要であるかが分かりました。負けが続いてしまうとどうしても自信を持てなくなる、声が出ないなど、チームにとってプラスの事が少なくなってしまいます。勝ちがつき始めることによって少しずつ声も出始める、チームの雰囲気もよくなる。不思議と良い雰囲気で試合に臨める。

 花咲徳栄戦は先制したものの、追いつかれ、延長戦に入ると、逆転され、少し前のチームではもうあきらめていたでしょう。しかし、残り時間が少なくなっても選手、応援の全員があきらめず、声を出し続けていました。僕は終了間近同点に追いついた瞬間が忘れられません。自分はベンチで戦況を見守っていましたが、同点ゴールが決まった瞬間、ベンチにいた選手全員が飛び出し、抱き合い、応援がどっと沸きました。あの雰囲気、歓声は忘れられません。結果は残念でしたが、チームの成長を感じることが出来た試合でした。

 僕たち3年生は引退となりますが、今後の慶應志木サッカー部が県で上を目指すには、U18を県で戦わなければなりません。今年、西部支部1部から1年でS2リーグへの昇格はなりませんでしたが、来年からはいよいよU16リーグを県で戦った代になります。今の12年生はその経験を活かし、大きな舞台でさらなる活躍を期待しています。今後も慶應志木サッカー部の応援よろしくお願いします。

 

2016年10月2日 「慶應志木Aチーム U18西部1部リーグを通して」   水野 晃佑(キャプテン)

 先日、AチームはU18西部1部リーグを6勝3分5敗で第3位という成績を残し、残留という結果になりました。ご声援ありがとうございました。

 今年度のリーグ戦は、チームの成長が明確に見られたと思います。前半戦は失点が減らず、負けが続く時期がありました。U16を全勝した僕達の代にとって勝つことの難しさを初めて突きつけられた期間でもありました。そんな悪い流れを断ち切ったのはチーム雰囲気の改善だと思います。当初は負けが続き暗く、選手同士で意見などを交わす機会も少ない状況でした。改めて見直すと、チームとして戦えてないことに気づき、逆境の時のチームの団結力、盛り上げの重要性を感じました。終盤に近づくにつれ、チームがまとまるのも強く実感しました。結果、後半戦は11得点4失点と得点が上回りました。多くのことを学んだ意味のある期間だったと思います。

 技術の面に関して言えば、「二回のミスが連続すると失点する。」これが実戦の中でわかった今年のチームの課題です。今後県リーグにあがり同等に戦うためにはミスを抑えるため、一つ一つのプレーの質を更に高めていくことが必要になります。

 開幕当初の目標であった県リーグ昇格という目標は達成できませんでしたが、残留することができたので、後輩達には来年もう一度挑戦してもらいたいです。そして間も無く、最後の選手権決勝トーナメントが始まります。もう一つの目標であったベスト8を目指しチーム一丸となり全力を尽くしますので、これからも慶應志木サッカー部の応援をよろしくお願いします。

 
2016年10月2日 「この悔しさを来年に託す」   皆川 嶺(Bチームキャプテン)
  この一年間、慶應志木Bチームは前年度3部で準優勝したことにより昇格し、西部支部2部で戦ってきました。たくさんのご声援ありがとうございました。結果は「2勝3分9敗」という惨敗でした。全体の順位は7位で降格が決まってしまいました。敗因としては、オフェンス陣はなかなか得点できず、ディフェンス陣は簡単に失点してしまいました。全14試合の中で3失点か以上した試合は全部で6試合もあります。自分達のペースの中での決定的なシーンでちゃんと決めきれず、カウンターで何度も失点しまったことが大きな原因だと感じています。ボールを失っても高い位置で取り返し連続して攻撃すべきだとミーティングで課題として挙げましたが克服できませんでした。来年もこの点は意識してほしいです。
  自分は去年も試合に出させて頂き、先輩が残してくれたものを次の代にバトンを繋ぎたいと考えていました。しかし一期に2回勝ってからはなかなか勝利を掴めずにいました。先生方も試合に勝つために合宿を組んでくれたり、わざわざスカウティングに行ってくれたりしました。去年の3年生と先生方にはこの場で戦わせてくれたということに感謝し、託された思いに応えたらなかったことを大変申し訳なく思っています。
  Bチーム創設2年目である今年と去年と違うことが大きく2つあります。それはスタメンを固定しないこととキャプテンを日替わりにしたことです。去年は主にAチームに出られない3年生が出場するという形でした。しかし今年は「3年生だから出られる」というような考えは全くなく、それぞれがスタメンに選ばれるため、日々緊張感を持って練習に臨むことができました。またキャプテンを日替わりで変えることにより、一年間を通して3年生がチーム全体を見渡せる力がついたと実感しています。結果こそ出ませんでしたが、これは決して間違ったやり方ではなかったと思っています。しかしBチームには後輩にポジションを奪われた者やAチームから落ちてきた者、怪我でなかなか思いっきりプレーができない者など複雑な気持ちを持つ3年生が多かったです。勝負の世界なので仕方はありませんが、さらに負けが重なりチームを盛り上げることに苦労しました。後輩達には自分達のやり方を受け継がなかったとしても、「試合に出る!試合に勝つ!」という強い思いをもって根気強く練習に励んでほしいです。
  自分達は残留のことばかり考えてしまったので、来年度はAチーム、Bチーム共に昇格できるよう初戦からエンジン全開で勝ち進んでほしいです。これからも慶應志木サッカー部の応援をよろしくお願いします。
 

2016年8月30日 「選手権1次予選を終えて」   鈴木 壮平(3年)
 今回の選手権1次予選では、厳しいブロックを勝ち抜き、昨年同様決勝トーナメント出場権を得ることができました。ご声援ありがとうございました。

 1回戦の和光国際戦では、入りがとてもよく序盤に得点するなど、5点取ることができました。守備面でも相手にほとんどチャンスを与えずに無失点に抑えることができました。この試合は僕たちの代のこれまでのベストゲームと言える試合になりました。
 2回戦の熊谷工業戦では、エース水野の2得点で勝利できましたが、ミスも多く、個人的に課題の残る試合となりました。
 代表決定戦の所沢西戦では、グラウンドコンディションの悪い中での戦いでしたが、練習してきたコーナーキックから先制でき後半にもカウンターから得点でき、本庄第一に勝った所沢西相手に自分たちのサッカーができました。この試合は自分たちが「勝ちたい」という思いを表現できた試合だったと思います。その結果、2-0で勝利し決勝トーナメント出場権を手にしました。
 しかし、この結果とは裏腹に、チームは大会期間中も様々な部分で気の緩みが見られ、一致団結とは言いがたい状態でした。今回チームに迷惑をかけてしまった人だけでなく、それに気付いて注意できなかった3年生など、登録に選ばれた選手はさらに気を引き締めて行動する必要があることを痛感しました。
また、今回登録に入ることができなかった選手の応援はすごく力になりました。チームが勝ち進んだことで、今回応援にまわった選手にもまたチャンスがあります。これからの約一ヶ月間、今回登録に入った選手はさらに気を引き締め、悔しい思いをした選手は登録に入れるようアピールし、万全の状態で決勝トーナメントを迎えられるよう準備します。応援よろしくお願いします。
 
2016年5月19日 「現状と最後の大会選手権に向けて」   水野 晃佑(キャプテン)
 先日のインターハイでは、思ったような試合ができずに県大会に出場することはできませんでした。こちらも怪我人が多くて、ベストなメンバーで臨めなかったのは残念でしたが、なにより相手の勢いに完全に負けていた試合でした。絶対に勝って県大会に出てやろうという貪欲な気持ちが足りませんでした。相手の方が声も出ていて、よく動けていたし、なにより気持ちが全面に出ているプレーが多かったです。大会で勝ち抜いていくためには気持ちがなによりも大切だということを思い知らされました。

 3月の合宿以降完全に勝ちきったという試合がまだないと思っています。得点もうまく取れず、失点も減らない、声も全く出ない。これが今のチームの現状だと思います。今までどのように勝ってきたのか、どのように点をとってきたのか、勝ちのイメージが全く持てません。当たり前だと思っていた「勝つ」ということがどれだけ難しいのかというのを今すごく感じています。
 過去三大会は一つの大会の次にはまだ大会が残っていました。しかし、次の選手権は本当に最後の大会です。最後の大会にかける想いは今までとは全くちがう、すこしでも良い結果を残したいと思います。
 去年の先輩方にはたくさんのものを残していただきました。しかし、僕達はまだ何も残せていません。新チームが始動する時に立てた先輩達が達成できなかったベスト8という目標はおろか、今では県大会出場すら出来ていません。慶應志木が強くなるためには、より高いレベルの試合を実際に体感するのが一番だと思います。後輩のためにも、県の高いレベルで戦わなければなりません。最後の大会は出てるメンバーだけの挑戦ではなく、慶應志木としての挑戦という意味もあると思います。
 上手くなるのに限界はありません。残りの期間どれだけ練習したとしても充分ということはありません。やればやるほど自分の力になる。常に上を目指して最後まで向上心を失わず練習に打ち込みます。そして、最後の大会では今まで戦えなかった分、勝ち続けたいと思います。応援よろしくお願いします。
 
2016年5月2日 「新チームスタートから半年を振り返って」 池永 邦彦(選手兼マネージャー)
 新チームがスタートして、半年が経ちました。
 昨年度、先輩達が新人戦、関東予選、選手権予選県ベスト16、リーグ戦ではA、Bチームともに昇格という結果を残し、新チームに横山杯、リーグ戦支部1部、2部での出場権という置き土産をいただき、慶應志木として、初めての舞台を多く経験させてもらっています。 
 新チームが始動する時、僕たちは先輩たちのやってきたことを受け継ぎながら、自分達の強みを作って行こうと決めました。大きな大会としては新人戦、関東大会予選があり、新人戦では県大会出場まであと1勝、関東大会でも、悔しい思いを経験しました。この半年間、まだチームとしての強みを手に入れることが出来ていません。4月からは1年生も入部し、僕たち3年生も個人1人1人が最高学年としての自覚を持ち、チームとしても、成長していかなければいけないと思っています。
 3日からはインターハイの支部予選が始まります。厳しい戦いになりますが、県大会出場を決める事が出来るよう頑張りたいとおもいます。応援よろしくお願いします。

 

2015年11月21日 「1年を振り返って」 岡本 寛紀(キャプテン)

 選手権予選、聖望学園戦をもって今年度のサッカー部の活動は区切りを迎えました。
たくさんのご声援ありがとうございました。
 今年度掲げてきた目標であるS1チームに勝利する、県ベスト8という目標にはあと一歩届きませんでした。そしてすべての大会においてS1チームに敗れるという悔しい結果となりました。慶應志木サッカー部がS1チームに勝利するには個々のレベルアップが必要です。後輩には普段から高い意識をもって活動し、一つ一つのプレーに集中して練習することでレベルアップを図ってほしいと思います。
 しかし、一年を通してリーグ戦を戦い、大会を勝ち進んでいくごとにチームとして成長していくのを実感することができました。来年度はこの今年度の経験を生かしていくことで、リーグ戦や大会でさらなる飛躍を期待したいと思います。今後も慶應志木サッカー部の応援をよろしくお願いします。

 

2015年10月13日 「慶應志木Aチーム U18西部支部1部リーグへ昇格して」 河野 直(選手兼マネージャー)

 今年度、AチームはU18西部2部リーグを11勝2分1敗の首位で終え、それに伴い、来年度の西部1部リーグへの昇格を果たしました。ご声援ありがとうございました。
 今年度のU18西部2部リーグは、Aチームの人数を必要最小限に抑えたため、ある程度固定されたメンバーで戦いました。それ故に選手同士の関係が成熟していった部分もありますし、負けられない戦いの中で、様々なフォーメーションなどの「挑戦」も続け、練習試合だけでは得られない多くの経験も積むことができました。特に、苦しい展開でも勝利に繋げられるセットプレーを繰り返し試すことができたのは、チームにとって大きな意味を持つものでした。
 結果について言えば、14試合で6失点という堅守と、無得点は1試合のみという安定した得点力の双方が、非常に大きく影響しました。
 来年度は西部1部リーグに昇格しますが、大会のシード権を持つSリーグへの昇格を1年目から果たせるよう、後輩たちには頑張ってもらいたいと思います。これからも引き続き、応援よろしくお願いします。

 

2015年10月13日 「慶應志木Bチーム U18西部支部2部リーグへ昇格して」 小林 皐(Bチームキャプテン)
  この度U-18Bチームは、西部地区3部リーグを「12勝2分1敗」という成績で終えました。その結果、元来の目標であった、西部地区2部リーグへの昇格を果たすことができました。ご声援ありがとうございました。
 このリーグ戦を通して学んだことは試合を勝ち切ることの重要さと難しさです。今回のリーグ戦では接戦が幾度もありました。その試合をものにしたがために昇格を果たせたと思います。そんなリーグ戦の中で最も印象深かった試合は第9節の川越西高校戦です。これは昇格するためにも絶対に落とせない試合でした。
前半は川越西高校のペースで、耐える時間が続きました。しかし前半終了間際に失点を喫し、チームには不穏な空気が漂っていました。それでもチーム一丸となり、残りの40分に想いを託します。後半は一進一退の攻防が続きました。そして迎えた後半25分、待望の同点弾を決めました。さらに勢いそのまま、終了間際に逆点を果たし、土壇場で勝利をもぎ取りました。この時の喜びを忘れることはありません。この試合で得たものは勝ち点3以上に大きいもので、同時に大きなターニングポイントになったと思います。
 U-18Bチームが2部リーグへ昇格できたことは、慶應志木サッカー部の一層の成長に繋がるでしょう。一選手としてチームに貢献できたことは非常に喜ばしいことであり、光栄に思います。本当にご声援ありがとうございました。これからも慶應志木サッカー部をよろしくお願いします。

 

2015年9月28日 「選手権に向けて」 古川 圭吾(副キャプテン)

 いよいよ1010日土曜日、埼玉スタジアム20024グラウンドにて正午から選手権決勝トーナメント1回戦 対八潮高校が始まります。

今期、我々は新チームが始動するときに4つの目標を立てました。

     1. U-18リーグ西部支部一部に昇格する

     2. U-16リーグ県二部に昇格する

     3. 埼玉県ベスト8

     4. S1リーグ所属チームに勝利する

 1,2の目標はすでに達成しましたが、残り2つの目標はまだ達成していません。新人戦、関東予選は県ベスト16、総体予選は県ベスト52で、その全ての大会でS1リーグ所属のチームに敗れ、敗退しました。選手は皆、この時の悔しさを忘れていません。この1年の悔しさを晴らし、目標を達成するための最後の機会が選手権です。その為にまずは、初戦八潮戦に部員91人で全力で臨みます。皆様応援よろしくお願い致します。